キプロス島の神髄
 地中海に浮かぶ島「キプロス共和国」は、四国の約半分の面積で、人口は約87万人(うち政府支配地域約65万人)です。住んでいる人たちはギリシャ系約84.7%、トルコ系約12.3%、その他です。1960年にイギリスの支配から独立をしましたが、63年に内戦となり、74年にはギリシャ軍部指導によるクーデターとトルコ軍の侵攻によりグリーンラインを境に国が分断され、83年にはトルコ占領地域が一方的に「北キプロス・トルコ共和国」独立を宣言しました。現在も島の約37%をトルコ軍が占領しています。
 そんな国を実感したくて、この旅に出ました。

(2003年10月現在の外務省資料による)
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*旅行日程表*
【第1日目】 2月8日 日曜日
東京(羽田)発 国内線にて、空路、関西国際空港へ。
関西国際空港より、空路、エミレーツ航空にてドバイ経由、
キプロスのラルナカへ。
【第2日目】 2月9日 月曜日
ラルナカ
パフォス
ラルナカ到着後、バスにて、かつてキプロスの首都として栄えたパフォスへ。
【第3日目】 2月10日 火曜日
パフォス 午前、パフォスの市内観光。王族の墓、中世の城の見学。
その後、リマソールに向けて出発。途中、キプロス島南岸沿いに点在するパフォスの考古遺跡を観光。デイオニソスの館、アフロディーテ生誕の地を見学。
リマソール 午後、リマソール観光。コロッシ城、地中海を見下ろす丘の上に広がるクリーオンの古代都市遺跡、アポロン神殿を見学。
【第4日目】 2月11日 水曜日
リマソール
オモドス村
リマソール
午前、オモドス村へ。
煌びやかなモザイクに圧倒されるキコス修道院、キプロス共和国の父マカリオス大司教の墓を見学。
【第5日目】 2月12日 木曜日
リマソール
トロードス
リマソール
終日、トロードス地方の壁画聖堂群の観光。
パナギア・トゥ・アラカ聖堂、聖ニコラス聖堂、スタヴロス・トゥ・アギャヤズマティ聖堂等のギリシャ正教の素晴らしいフレスコ画を見学。
【第6日目】 2月13日 金曜日
リマソール 午前、ラルナカへ。
途中、新石器時代まで遡る古い歴史を持つキロキティアの遺跡を見学。
ラルナカ ラルナカ着後、復活の聖ラザロが眠る聖ラザロ教会、ラルナカ城塞、キティオン観光。
ニコシア 首都ニコシアへ。
【第7日目】 2月14日 土曜日
ニコシア 終日、ニコシアの観光。キプロス考古学美術館、聖ヨハネ教会、貴重な宗教芸術を保存するビザンチン美術館、民芸博物館の見学。
ラルナカ 本来はこのまま空路帰国の予定でしたが、経由地の悪天候により、帰国が1日延期になりました。
【第8日目】 2月15日 日曜日
ラルナカ 夕刻、空路、帰国の途に。
【第9日目】 2月16日 月曜日
東京(羽田)着 関空経由で羽田に到着。

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